根生院 こんしょういん / 金剛寶山 延壽寺 / 真言宗豊山派

御本尊 薬師瑠璃光如来

Yakushi Nyorai

当院の御本尊は薬師瑠璃光如来。瑠璃のように澄みきった美しい世界、 東方の浄瑠璃浄土の教主であり、現世利益の仏です。

木造の立像で、春日仏師の作と伝えられています。室町から江戸初期のものと考えられ、 昭和二十八年(1953)に修理を奉修しました。昭和二十年の戦火において、 山門とともに焼失を免れたのがこの御本尊です。

ご参拝の皆様へ

当寺の御本尊は秘仏のため、現在ご開帳いたしておりません。 また、諸事情により本堂内への立ち入りもご遠慮いただいております。

お姿を直接拝見することはかないませんが、どうぞお堂の外から心を静め、 仏様へ向かって遥拝(ようはい:遠くからおがむこと)にてお参りくださいませ。 皆様の祈りが仏様に届きますようお祈り申し上げます。

十二の大願

薬師如来は十二の大願を立てられた仏です。そのなかには

——といった願が含まれています。医王とも称され、古来、病に苦しむ人とその家族が 手を合わせてきた仏です。

薬師瑠璃光如来 ご真言
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

お参りの際、三度お唱えください。声に出しても、心のなかでも構いません。

脇侍

日光菩薩・月光菩薩薬師如来の脇侍として。平成二十年(2008)奉納
雨宝童子天照大神が日向の国に天降りたまいし時の御姿といわれ、雨を司る神。薬師如来の脇侍仏として奉られています。木造立像、嘉永六年(1853)、平成十年(1998)奉修理
木造の童子形の立像。頭上に宝塔をいただき、左手に宝珠を持ち、岩座の上に立つ
脇侍の木造立像(寺蔵の記録写真)。頭上に宝塔をいただき、左手に宝珠を持ち、岩座の上に立つお姿です。右手は欠けています。
御厨子の背面に残る墨書。嘉永六年の年紀と現住の名が記されている
その御厨子の背面に残る墨書。「嘉永六年癸巳臘月二十二日 現住通済誌」「奉修理 天照皇太神霊様」「御厨子新造」「金剛寶山」などと読めます。
全文の翻刻をご用意いただけると、そのまま一つの読み物になります。

ご縁日

薬師如来のご縁日は毎月八の日とされています。 当院では現在、ご縁日に合わせた法会等は行っておりません。 ふだんと同じく、外よりお参りいただけます。