当院の境内には、江戸から昭和にかけての石造物・尊像がそのまま残されています。 豊島区の有形文化財に指定されたものが二件、区内でも最大級の石仏が一体。 小さな境内に、江戸が凝縮されています。
欅材、朱塗の門。朱塗の門は徳川家にゆかりの深い寺院に許されたもので、 当院は赤門を許された数少ない寺の一つです。通称「赤門」と呼ばれています。 朱塗は明治初期のもの。昭和二十年の戦火において、境内で唯一焼け残った建造物です。
鋼管杭基礎、鉄骨造、銅板一文字葺の大屋根、御影石の段縁石。 昭和二十八年に再建された堂宇を、平成十四年に改築したものです。 なお、本堂内へはお入りいただけません。お堂の外よりお参りください。
いずれも現在地に移転した際に建造されたものと思われます。 水屋は、以前は旧境内地の閼伽井戸から湧水を引き、昼夜給水されていましたが、 周辺の建築工事により水脈が絶たれ、現在は水道水を使用しています。
| 薬師瑠璃光如来 | 秘仏。木造立像(春日仏師の作と伝わる)。室町〜江戸初期。昭和二十八年(1953)奉修理。詳しくはこちら |
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| 石造 大日如来(胎蔵界) | 寛文六年(1666)。石造座像。豊島区の石仏では最も大きなものの一つ |
| 雨宝童子 (天照皇大神霊像) |
天照大神が日向の国に天降りたまいし時の御姿といわれる、雨を司る神。木造立像、嘉永六年(1853)、平成十年(1998)奉修理 |
| 正一位稲荷大明神 | 明治三十五年、現在地に移転した際に再興されたと思われる。平成十年(1998)奉修理 |
| 弘法大師(座像) | 昭和二十八年(1953)五月 開眼。本堂内の左側にお祀りしております |
大日如来は密教では教義の中心の仏。大日如来のなかには宇宙の森羅万象がすべて包まれていると考えられています。 一人一人の中にも大日如来の種が宿っているのです。
| 笠付庚申塔 | 元禄三年(1690) 豊島区有形文化財 |
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| 庚申塔 | 江戸時代 豊島区有形文化財 |
| 所願成就の碑 | 元禄十一年(1698)。市谷月桂院(現・月桂寺)が関東十刹の列に加えられた記念の碑 |
| 遍照金剛密号碑(禎信) | 宝暦七年(1757)。府内八十八ヶ所にて、現存するものは少ない |
| 遍照金剛密号碑(佐賀講) | 明治四十五年(1912) |
| 重修根生院記 | 大正八年(1919)。根生院の縁起が記されています |
| 文化彫 | 年代不詳。万葉仮名による和歌が刻まれています |